RMT-SAKURA > ニュース > 【大韓民国ゲーム大賞】2011ゲーム大賞で注目のタイトルTERA
毎年G-STARと共に韓国内ゲーム業界最大の祭りに選ばれるゲーム大賞が目前に近づいている。
文化体育観光部が主催し、韓国ゲーム産業協会が主管するゲーム大賞は、11月2日まで実施されるオンライン投票を経て、11月8日までに最終審査に入ることになっており、11月9日授賞式が開かれる。
特に今年は、MMORPG・FPS・AOS等、オンラインゲーム分野において多彩なジャンルの秀作が目につく。モバイル分野もまた、スマートフォンの躍進でクオリティが大幅に向上したという評価が主をなしている。
中でも上半期韓国内オンラインゲーム市場を席巻した『TERA』は、最有力候補に選ばれている。4年間という期間と400億ウォンの上る製作費、NHNハンゲームが心血を注いでサービスしているこのタイトルは、発売当時に他のゲーム製作会社が同時発売を敬遠するほど圧倒的な存在感を誇った事がある。一部では“大賞は取って当然”という話がでてくるほどだ。
『TERA』に対抗するゲームとしてはNeoPleの『CYPHERS』と『スペシャルフォース2』が挙げられている。この2タイトルはそれぞれのジャンルで爆発的な反響を受けている。大賞受賞となってもまったくおかしくない程の破壊力を備えている。
まず『CYPHERS』はAOSジャンルを韓国内において大衆化させた秀作という評価を受けている。『ダンジョンアンドファイター』を開発して最高のゲーム開発社に上ったNeoPleが力を注いだこのタイトルは、20余りの独創的ナキャラクターと簡単な操作を通じて韓国市場にAOSというジャンルを強く認識させた。
現在同時接続者5万人を記録し、着実に上昇曲線を描いているのも、このタイトルが「第二のダンジョンアンドファイター」になる可能性がある事を示唆している。比較的操作が難しいとされるAOSジャンルであるにも関わらず、この数値を見せるのは易しいことではないだけに、一部では『CYPHERS』こそ評価すべきだという反応も出てきている。
もう一つ有力候補として選ばれている『スペシャルフォース2』は韓国内でFPSゲームの大衆化を導いた前作『スペシャルフォース』のDNAを受け継いだ正式後継作で、圧倒的なグラフィック向上、多彩なモード、素早いゲームスピード及び戦略と戦術の変化が特徴だ。
また、eスポーツを念頭に置いた機能も注目すべき点になっている。どの様なキャラクターが自分を攻撃したのかを知らせるフラッシュバック機能や観戦モードは、このゲームの長期的発展に大きな助けとなると予想されている。
また、大賞候補としてこそ議論されてはいないものの、今年は高い評価を受けてもおかしくない実力を持ったゲームが多く集まっている。JCエンターテインメントが出した『フリースタイルフットボール』は名作バスケットボールゲーム『フリースタイル』をサッカーとして発展させ、新たな感覚を創り出したとの高い評価を受けている。
ポジションに伴うチームプレイが各自の個性を確かに生かしているという意見と共に同時接続者数も着実に上昇しており、人気ゲーム賞などを獲得する可能性もある。
Choi Rock Gamesの『スーパースターK』も同名のケーブルTVオーディション番組と共に注目されているゲームだ。番組と連動して予選を実施したり等の新たな試みは、審査委員に十分アピールできる点になっている。またカラオケ等との連携技術を通じて、技術/創作賞候補にも上がっている状態だ。
ハンゲームの『野球球団』も誰でも簡単に野球監督となり、多様な戦術を展開することができるという点で高い点数を受けると期待されている。PC用オンラインバージョンだけでなく、モバイル用バージョンを利用するユーザーが急増し、新たな文化を作り上げたという評価もある。人気賞だけでなく、全世界初の両プラットフォームの100%連動実現が可能な点も技術/創作賞候補に選ばれる要素だ。
その他にも、今年のゲーム大賞にはエムゲームの『ウォーベイン』が500対500の強烈な戦闘を武器に受賞を狙っており、Alt1の『WAREN STORY』も『十二之天』の開発社が心血を注いだ攻城戦を前面に出し審査委員に良い印象を与えている。
前のページ: 『100万人の信長の野望』ブログ やぼぼぼーん【第二十話】更新してます
后のページ: 【マビノギ英雄伝】『マビノギ英雄伝』クローズドβテスト期間中の公開内容を発表
